会社って変わったなぁ

プログラマ・SE業を30年近くやっている。

新卒から何年間かは正社員で働いていたが、結婚を期に正社員で働くことを辞め、派遣社員契約社員として働いてきた。

 

あちこちの会社をフラフラしながら作業してきたが、ここ10年ぐらい正社員は進捗管理しかできない人が増えた気がする。

 

プログラムが組めないのは当然で、これは外注に出すことが多いから仕方ないのかもしれないが、上流工程もできない人が増えた。

曖昧な作業指示で丸投げする人も増えた。

末端の作業をしたことがないせいか見積りも甘く、作業量に対して納期が短い。

 

久しぶりに行った会社で、以前はそこの正社員がやっていた作業をいつの間にか協力会社が丸々やっていた。

私は協力会社のメンバーとして参加していて、上司に「この作業って前はメインの会社の社員がやることになってたんですけど」と言ったところ「今はこの作業ができる社員なんていないよ」と言われた。

 

本番データをテスト環境に持ってくるのもいつの間にか協力会社ができるようになっていた。

 

そんな感じで、かなり重要な部分まで契約社員や協力会社に丸投げしてるのに、戯れに契約切ってみたり、逆に契約更新されずに悲惨な状況に陥った現場も多く見かけるようになった。

たまに投入もされた。

 

何て言うか、、、肝心な部分は社員が押さえといた方がいいと思うよ。

最終的にとばっちりを受けるのはお客さんなんだからさ。

 

聞けばこういう現象はIT業界に限ったことじゃないっぽい。

  

会社って変わったなぁと感じる今日この頃でした。